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対応要領

暴力団の脅しのテクニック

相手に恐怖感を与える

相手に恐怖感を与える  目的を達成するためには、まず自分が暴力団であることを対応者に分からせる必要があり、そうすることにより、対応者が勝手に暴力団のイメージで怖がってくれるのです。
 しかし、「おれは○○組の者や」などと暴力団を前面に出して脅せば、恐喝罪、強要罪等により逮捕されるおそれのあることを知っています。また、以前は、名刺もよく使われましたが、最近では
◆おれの面子も立ててくれ ◆血の気の多い若い衆が黙っていない
などと、口調を荒げた言葉遣いで、暗に自分が暴力団員であることを誇示するケースが増えています。

精神的・肉体的に疲れさせる

精神的・肉体的に疲れさせる  対応者を精神的・肉体的に疲れさせ、その結果、要求を受けさせようと画策します。その方法として、
◆長時間居座る ◆電話で再三要求する ◆大勢で押しかける
などがあります。そして、これもすぐには刑法等に触れないよう、細心の注意を払って行います。

業務を妨害する

 表だって妨害すれば取締りの対象となります。そこで、政治活動等に名を借りたりして、
◆街宣活動等を繰り返す ◆大勢で周辺をうろつく ◆忙しい時間帯に面会を求める
などの方法により、間接的に妨害をしてきます。

役割を分担する

 対応者から便宜を引き出しやすくするため、強引に要求を突き付ける役と、適当な妥協案を提示して話をまとめる役というように、「脅し役」と「なだめ役」の役割分担をしています。

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