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対応要領
行政対象暴力の手口
行政対象暴力の形態
行政対象暴力の形態には行政機関の持つ権限の行使を要求する「権限行使要求型」と、名目の如何を問わず、行政機関又はその職員に金品を要求する「金品要求型」があります。
両形態とも、暴力団等の有力な資金源の一つとなるばかりでなく、公平公正であるべき行政の権限行使を歪めるものです。
また、暴力団等は企業等に対しても不当要求を行っています。金品要求型は両者に共通する要求ですが、権限行使要求型は行政機関に対してのみ行われる独特のものであり、これに応じてしまうと、行政への信頼を大きく損ねてしまいます。
権限行使要求型
暴力団関係企業を公共工事の下請業者とするために、元請業者に対する行政機関の指導監督権限を不当に行使させようとするなど、行政機関の有する許認可、指導監督、公金支給等の権限を自己又は第三者の有利となるように行使することを要求するもの。
金品要求型
機関誌(紙)の購読、図書、物品等の購入など、名目の如何を問わず、行政機関又はその職員に金品の提供を要求するもの。
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