暴力団関連事件・指定状況

検挙状況

全国

暴力団構成員等の検挙人員は、8,249人で、前年に比べ1,361人減少していますが、総検挙人員数からみると、依然暴力団は犯罪者集団であることを物語っています。

大阪

大阪府警による暴力団構成員等の検挙人員は、666人で前年比55人減少しています。

罪種別では、伝統的資金獲得活動に関する検挙人員は206人(前年比-44人)、窃盗は42人(前年比-40人)です。

罪種別検挙状況(令和6年)

銃器発砲事件の発生状況

全国

令和6年中の暴力団員等によるとみられる銃器発砲事件は、2件で前年に比べ1件減少しました。

大阪

大阪における暴力団員等によるとみられる銃器発砲事件は、ありませんでした。

暴力団関係者からの拳銃押収数は全国で24丁(前年比-5丁)で、大阪では、8丁を押収しています。

中止命令発出状況

全国

令和6年中に全国の警察が発出した中止命令は1,118件で、このうち「暴力的要求行為の禁止に関するもの」が775件で、全体の69.3%を占めています。

団体別では、住吉会に対するものが408件と最も多く、全体の36.5%を占め、次いで六代目山口組184件、稲川会131件、極東会35件の順となっています。

大阪

大阪府警察が発出した中止命令は68件で、全国の発出件数の約6.0%を占めています。

形態別では、「暴力的要求行為の禁止に関するもの」が39件で、全体の57%を占め、その行為別では、「不当贈与要求」が最も多く、次いで、「現場助勢」「加入要求」となっています。

形態別の中止命令発出状況(総数66件)

指定暴力団の指定状況

指定暴力団分布図

指定暴力団分布図

本表の「名称」、「主たる事務所の所在地」、「代表する者」、「勢力範囲」及び「構成員数」は、令和6年末現在のものを示している。

令和6年末における全暴力団構成員数(約9,900人)に占める指定暴力団構成員数(約9,500人)の比率は、96%である。